朝はばっちりメイクをしても、夕方時刻になってくるといつの間にかアイメイクが崩れパンダのようになってしまう事があります。こうしたパンダ目は毎日なるわけではないのは不思議だと思われませんか?メイク道具を忘れた時に限ってひどくパンダちゃんメイクになっていたり…。
アイメイクに限らず化粧崩れの原因は皮脂にあるのです。汗と脂分でバランスを崩したり、脂分の分泌量が多い日はメイクが崩れやすくなるというのです。
化粧が崩れてしまうのでメイクを薄くされる方もおられるかもしれませんが、化粧崩れの原因を知ってパウダーをうまく使う対処すれば、ここぞ!という日にもばっちりメイクを楽しむことができます。
アイメイクの崩れほどやっかいなものはない?!
化粧崩れで一番気になるのがアイメイク!ほかの部分の崩れはファンデーションを塗りなおしたりする事ができますが、アイメイクは限られた時間で直すのは難しいものです。
マスカラをウォータープルーフのものにしていても崩れてしまう事があります。こうしたマスカラによるにじみはファンデーションで隠そうにも付ければつけるほどひどくなります。
こうしたマスカラの崩れをとるには乳液やクレンジングで軽くにじみをとる事はできますが、一つ間違えると目の下がたるんでしまったような直し方になってしまいます。ですから、崩れる前に皮脂である脂分をコントロールしなくてはなりません。
では、崩れる前に脂分をコントロールするには2つの方法があります。1つはメイクする段階でしておくこと!2つめはうまくフェイスパウダーを使うこと!
意外とある余分なアブラ?!
アイメイクなどの化粧崩れを防ぐための脂分コントロールに必要なのは、メイクする段階で余分な脂分をとっておくこと。ベースクリームや日焼け止めを塗った後いきなり固形ファンデーションを使うのでは、メイクが崩れて当たり前かもしれません。
ベースを塗る前に、きっと化粧水→乳液またはクリーム、美容液を付けると思います。ここまでの過程で肌の上にはたくさんの栄養と共に油分があります。
これは化粧品に含まれる保湿成分などの油分であって皮脂ではありません。しかしこの油分が脂分と混ざると、いわゆるギラギラ脂になってしまうのです。
ベース段階で脂分をとる!
基礎ケアが終わってベースやリキッドファンデ―ションをつけたら、まず一度ティッシュで余分や油分または脂分をとる事がポイント!
脂取り紙でとる方もおられるようですが、紙質によってせっかくつけたベースやファンデーションが取れてしまう事もありますから、ティッシュで軽くおさえましょう。そのあと、自分でいつもしておられるメイクをしていくと化粧崩れしない時間が伸びます。
アイメイク部分も忘れずに
アイメイクの部分もしっかり余分な油分をとっておくこと。
目の周りは頬や額のような場所とは違い脂分が出にくい場所ではあるものの、汗をかく時期などはしっかり油分をとっておかないとアイシャドーがよれてしまったり、マスカラがにじみやすくなります。
フェイスパウダーを使いこなして!
そして2つめは、フェイスパウダーの使い方。どのタイミングで使うかというと、メイク仕上げと化粧直しのタイミングでうまく使いたいのがフェイスパウダー。
メイク仕上げのときは…
メイクの仕上げのタイミングでは固定ファンデーションを付けた後にさらにつけると粉っぽくなってしまいます。ですから固形ファンデーションを付ける時、パフを少し水で濡らしておいたものでファンデーションをつけておきます。
それからフェイスパイダーをポンポンとたたくように付けていきます。たくさんの量を付けないのもうまくフェイスパウダーをつけるコツです。
化粧直しのときは…
化粧直しの時の使い方は、まず崩れている部分を少し綿棒で落とし、脂分をとるためにあぶら取り紙やティッシュで押さえるようにしてとっていきます。
それから美容液かあるいは化粧水を付け少し乾いたら、フェイスパウダーをつけていきましょう。この時は朝のメイク仕上げの時よりも量は多めにつけていきましょう。
このようにフェイスパウダーの量とタイミングを調整して、脂分をコントロールしメイク崩れを防ぐことができます。これらを習慣にすると脂分による肌の負担を軽くすることができますから、肌質も少しずつ改善されていきます。